要らない思考のコントロール方法
集中したいのに雑念が浮かぶことが良くある。要らない考えを消す方法で有効的な
考え方が分かってきたので記録しておきたいと思う。
脳の意識の働きというのは不思議なもので、ないと思うとあるんじゃないかと考える性質があるようだ。
雑念を消そうと思っても消えないどころか逆に増えていくという仕組みになっている
という事なのだ。それは消そうと思った時点で消す対象が現れるということと似ている。
意識で消そう消そうと思うと・・・もう一人の無意識が「何を」と思うわけだ。そしてあれこれとその何か(主語)を探そうとする。
だから消えない。
「ないと思うとあるんじゃないかと考える性質」
があるということはその逆に
「あると思うとないんじゃないかと考える性質」
があると言う事だ。
この仕組み利用してコントロールする。
それには消そうという対象がはじめから「ある」と考えるといいようだ。自分の中には不必要な事を考える「仕組みがある」というように前提する。
すると図星を突かれたようにその仕組みが大人しくなる。
ただし、その雑念はただ「仕組みがある」と考えるだけで具体的に雑念の内容まで考えないようにしなければならない。
それにはその仕組みをただ「監視」するのだ。余計な事を考える仕組みが働きだすのかどうかを。こつは働き出そうとしたときに止めようとしないことだ。ただ要らないことしているという見方をするのだ。
「要らない事を考えようとするから監視しよう」それが雑念を消す方法ではないだろうか。