「自分が正しい」という事
自分を「正しい」と思っていない人間がいたとしたらどういう気持ちでいてどういう態度をとっているだろうか。
自分が間違っているんじゃないかという疑念を自分に抱いているだろう。
それはまさに自己肯定感が低い状態だということがわかる。
という事は自己肯定感を高くする前提に「自分が正しい」という気持ちがあるということが言える。
自分がおかれた環境、どう扱われたかによって「自分が正しい」という思いが否定されれることがある。
誰かに「従っている」限りそれは「相手が正しい」であり必然的に「自分が悪い」となってしまう。
それは自立にも関係している事がわかる。
「相手が正しい」ということは相手の考え次第ということだからだ。
「自分が正しい」という強い意思が
自己肯定感を高くし、心の自立に繋がるのだろう。
すべては2極でできているという原理原則があるが、
これは快・不快の2極とは別のもう一つの2極、正義・悪に関連している。
「自分が正しい」という思いは自分の中に「正義」を持っているということだからだ。